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石油王(大阪府) 2008/03/05(水) 09:25:54.64 ID:cf1r7Ilw0 BE:?-PLT
賢いカラス、一枚上手? 明科駅の捕獲おり効果なし 安曇野市のJR明科駅周辺でふんや鳴き声によって住民らを悩ませているカラスを駆除しようと、市は駅構内に捕獲用のおりを試験的に設置している。同市三郷地域で捕獲したおとりのカラス3羽を中に入れ、縄張り意識を利用して中に呼び込む狙い。しかし、設置から約2週間がたっても捕獲できず、市は「
賢いカラス」への対策に頭を悩ませている。
同市に住む信州野鳥の会の役員によると、明科駅周辺をねぐらにするカラスは3200-3400羽。夕方になると駅近くの電線や架線に止まり、駅構内や商店街にふんが散乱する。住民からは「
鳴き声がうるさくて眠れない」との苦情も多い。JRも架線に樹脂製のとげを付けて撃退に乗り出しているが、カラスはすぐに慣れ、決め手がないのが現状だ。
今回は下りホーム北側に幅4メートル、奥行き2メートル、高さ3メートルほどのおりを2月19日に設置した。上部に入り口があり、入ると針金が邪魔をして外へ出られない仕組み。おとりに攻撃を仕掛けるカラスの侵入を期待する。
だが、おり周辺に群れが寄り付かなくなり、集まる数にも変化はない。「
はっきり言って、効果は出ていない」と市林務係。おとりを別の場所で捕まえたカラスに替え、今月末まで効果を試す方針だ。
おりの設置やおとりの世話に携わる市猟友会明科支部長の望月芳吉さん(72)は「
カラスは警戒心が強くて賢い。どうしておりに入らないのか、カラスに聞いてみたい」と嘆いている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20080305/KT080304GCI090006000022.htm